一冊200円のフォトブックで書体見本誌を刷ってみた


フォトブックが一冊200円から印刷できるサービスがあります。
これにRuneAMNの書体見本誌を画像にしたものを写真の代わりに流し込めば、書体見本誌が安く印刷できるのではと踏んだ次第。






印刷会社はこちら。
https://netprint.co.jp/photobook/

# 変換

最初はimagemagickのconvertコマンドで一括書き出しを試してみたのですが、
`convert -alpha Remove -density 100 -quality 90 -colorspace rgb book_of_RuneAMN_Pro_Fonts.pdf book.jpg`
フォントのラスタライズに横線のスレが出てしまい、仕方なくGimpで手作業しました。


GimpでのPDFインポートの際に、dpiを大きめに取ると、ピクセル数の大きいjpg画像が得られます。
A5印刷を前提に作った現行なので、印刷会社の文庫サイズに近づけようとすると、推奨とサイズが微妙に違いますが、少し超えるピクセル数にしておけば、良いように縮小してくれるだろうということで。
一枚ずつエクスポートはつらすぎるので、下記プラグインで一括書き出ししています。
https://github.com/khalim19/gimp-plugin-export-layers


# フォトブック編集

>フラッシュプラグインが必要とか出てきて作れない!
flashが必要とのことなので入れたのですが、編集アプリが実用にならず。
`sudo apt-get install flashplugin-installer`

最終的に、スマホで
https://netprint.co.jp/app
を使いました。

フォトブックはページ数固定なので、それに合わせる必要があります。
ページ分割(4枚で1ページなど)が使えるようなので

見本誌のページ割当メモ:
24pとあるが、一枚が表紙で、表紙+1~22 (裏表紙はなし)画像31枚中 書体 21枚 + freeedntionまとめ一枚
Free 6枚

 1:割当表
2~5: 4ページ分のFree版
  Free版表紙
  Free版集合
  Serif
  PixelArtic(片方のみ )
6: Pro版表紙
7~21: Pro版書体 15枚
22:奥付

# 注文 

というわけで、注文はスマホアプリからできます。

# 刷り上がったもの

ページの重ね合わせ位置のずれが気になりますが、そういうものだと思うので、概ね満足です。
できれば次は光沢で刷りたい。

















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