DVDドライブにHDDを格納して、ノートPCをSSD+HDDの2台搭載に改造

SSDの容量は120GB以上が普通になり、OSを入れておくには十分なサイズになりました。
とはいえ、作業データまで入れてしまうと120GBでは不安です。
特にノートPCは、普通の方法ではSSDとHDDを共存させることができません。そこで、DVDドライブのベイにHDDを搭載し、システムドライブをSSDにする改造が有効となります。

ノートPCのDVDドライブに搭載したHDD


実際に作業したのは2年も前のことで、その後ノートをアップグレードした際に現在の構成を引き継いでいます。
当時はUSB3.0も登場したばかりで搭載ノートの選択肢が狭かったため、大容量でありながら高速な記憶装置をノートに用意しようと思ったら、他に選択肢がありませんでした。
今でも、ノートPCの付属品を増やしたくない場合には有効です。

HDDマウンタが入った状態のDVDドライブ
(HDマウンタのカバーは壊してしまったのでついていない)
DVDドライブ取り外しの際は、ノートPCの裏側にDVDドライブを固定するネジがあるはずなので、忘れずに外しておきましょう。
とはいえ、わたしはノートを持ち運ばなくなってからは作業のしやすさを優先して、ネジを締めずに運用しています。

マウンタを無理やり引っこ抜く(カバーが壊れてすでに無いため)

マウンタを取り出した様子
搭載するHDDは、ノートPCを買った時に入っているシステムドライブのHDDで良いと思います。
SSDとDVDドライブのマウンタを買うだけで済み、パーツが余りません。

 
マウンタとHDDのSATA(HDDは裏返しの状態)

SlimLineSATAの端子

ノートPC 改造状態
写真撮影時のシステムドライブはADATAのASX900(240GB)でした。IntelSSD330(120GB)とローテーションしています。
一台動かしながらもう一台にOSを書き込んだりできるので、とても楽です。
(Linuxのddコマンドでディスクイメージを運用しています。)

マウンタで増設したHDDは、あくまでDVDドライブ用のSATAポートを使用しているので、システムドライブにはしないほうが無難かと思います。
実際にDVDドライブのHDDにUbuntuを搭載していたこともありますし、それで問題が出たことはありませんが、念の為。



今はAmazonで安価なキットの取り扱いがあるようですが、当時はマイナなネットショップでの通販に頼るしかありませんでした。
DVDドライブのサイズには、12mmと9mmの2種類があるので、自分のノートPCがどちらなのか、よく注意して確認したほうが良いです。

12mm      9mm

ちなみに私のノートPC、ASUSのU30SDのDVDドライブベイは12mm厚でした。

GIMP2.8で星空を描く(番外編) - 露光撮影のような「星の軌跡」イラストを描く -

夜空を露光撮影したような星空イラストを、GIMPで描く方法です。

本記事は「GIMPで分布が自然かつ、偏りのある星空を描く」記事および「GIMP2.8で星空を描く(応用編) -クオリティを上げる効果の追加」の番外編です。

本記事の手法で作った、露光撮影のような星の軌跡


PhotoShopには標準で「星の軌跡」アクションが存在するそうですが、GIMPではフィルタを使って実現します。

平行線を引いて「極座標」フィルタで変形、という手段もあるのですが、「渦巻きと吸い込み」フィルタを使う方法が、平行線を引く手順がなくてオススメです。

双方にメリット・デメリットがあるので両方とも紹介しようと思います。
用途によって使い分けてください。
・ 「極座標」は星の軌跡が切れる円弧ができてしまう弱点がある。
 (角度の違う軌跡を重ねれば解決できますが面倒。)
・「渦巻きと吸い込み」 は、軌跡の太さが一定にならない。
 星の大きさは時間変化しないので軌跡の太さは一定のはず。
 とはいえ、まじまじと写真と見比べない限り、まず気になりません。


まず、大きめの正方形画像を作ります。
これは、どちらの場合も同じです。すくなくとも、欲しい画像サイズの倍の大きさが欲しいところです。


「極座標」フィルタで作る星空の軌跡

LBACKCOIN様の手法をGIMPで再現する形になります
横線を引きます。
この時、左右の領域までできるだけ埋めます。星の軌跡が切れる円弧の範囲が大きくなってしまうからです。
「極座標」フィルタによる 星の軌跡



「渦巻きと吸い込み」フィルタで作る星の軌跡


星になる点を打ちます。
(800x800pxに対して15~20pxの点を打たないとフィルタ適応時に細くなりすぎて消えます。)
星らしく分布した点を簡単に打つ方法を別記事の「星の書き方」で紹介しています。
星の軌跡は星空と違い、適当に打っておけばフィルタによる変形で十分にそれっぽくなるので、「たくさんの点を簡単に打つ方法」として参考にしてください。



渦巻きと吸い込み
 渦の方向 800~1500~3000
 吸い込む量 -1
半径 2

このフィルタは、中央へ向かって渦を巻いて吸い込む変形をするのですが、吸い込む量を-1にすることで、吸い込む変形をキャンセルし、中央を囲んで渦を巻く変形効果だけを与えるわけです。

「渦巻きと吸い込み」フィルタによる 星の軌跡

コツであり難しいのが、中央付近に星を置きたい場合です。
中央に星を置かないと、中央部に星のない星空になります。
(これでも多くの場合、あまり不自然になりませんが。)
星の密度を増やした星空などでは、中央付近に星を置きたくなりますが、何も考えず中央に星を置いたり、中央の星の密度を増やすと、中央の星が潰れて広がり、露光撮影らしさが無くなってしまいます。
そこで、中央付近には、周囲よりも小さな星を多めに打ちます。
このとき、あくまで「中央付近」であり、中央には星を打たないように注意してください。
中央付近は、フィルタ結果の変化が激しい部分です。
無理にフィルタで済ませようとしないほうが無難です。
中央が空いて不自然な場合、軌跡をもうひとつ作り縮小して貼り付けるか、手描きするほうが良いと思います。
「渦巻きと吸い込み」で中央付近に軌跡を描くのは難しい



どちらかのフィルタで軌跡を描いたら、共通の手順に戻ります。
軌跡の中心が画像の中央と一致しているままでは不自然なので、中心をずらして画像を切り出します。

軌跡の画像から欲しい部分を切り出す


星雲は描き入れません。
星雲は星と共に移動して、長期で露光した写真を撮ると消えてしまうからです。

反して、背景の夜空のベース色には、グラデーションを強めにかけましょう。
また、星雲や小さな星は、夜空に溶けて写るので、夜空のベース色そのものも、心なし明るめになります。


本当は前面に木や地面、山を描いておくのがベターなようです。


上でも紹介したLBACKCOIN様が指摘していますが、軌跡を描いた星空イラストは、キャラクタイラストの背景に使うのが、ちょっと難しいです。
とはいえ、キャラクタイラストは現実的な構図ばかりではありません。イメージイラスト的な絵の背景では効果的に使えるのではないかと思います。

GIMP2.8 動的特性をかけたペンが意図せず透明になる理由と解決法

気づいてみれば単純な見落としでしたが、念の為。

別記事(GIMPで星空を描く)を書くために作業をしていたところ、動的特性をかけたペンが意図せず透明になってしまう現象に出会いました。
どういうことかと言いますと、星を描くつもりで、動的特性エディターから「色」変化を有効にした動的特性を作ったところ、描画色から背景色にならず、透明に変化してしまいます。
動的特性エディターの「透明度」を解除しても結果に反映されなかったため、最初はGIMPの不具合かとすら思いましたが、原因は単純な設定の見落としでした。

「動的特性のオプション」による描画色の透明化
(図は「ランダム」特性が有効であるため変化が線形でない)











原因は「動的特性のオプション」のグラデーションが「描画色から透明」に設定されていたためでした。 (動的特性エディターの「透明」設定は関係なかったわけです。)
「描画色から背景色」 に変更して解決。


とはいえ、この設定は「ブレンド」ツールと共有されるようになっています。
私は動的特性のオプションでは「描画色から背景色」を使うのですが、「ブレンド」ツールによるグラデーションをかける際は「描画色から透明」を使います。
作業のたびに設定を切り替えるのは面倒です。
そこで、ツールオプションから「ツール共有の描画オプション」にて、グラデーション設定の共有を切ることにしました。これで、動的特性と「ブレンド」ツールのグラデーションを別々に設定できるようになります。

グラデーション設定の共有を切る














GIMP2.8で星空を描く(基礎編) -偏りのある星空を作り出す-

むかし見た映画版の「スカイクロラ」では、CGで描かれた雲がとても綺麗でした。

本記事の手順で描いた星空のサンプル



絵の背景に星空が欲しい場合、背景として綺麗な星空を簡単に描きたいです。ですが人間が描くものには人の意図が入りこんでしまうため、不自然な偏りが生まれます。そのため手書きで自然物を描くことは難しく、多くの手間がかかってしまいます。
星を含め、自然物はフラクタルに分布していますから、確率的に星を散りばめて、自動生成したほうが綺麗でリアリティのある星空が描けるはずです。
ですがその一方で、何か意図した構図があり、天の川が使いたいときや、空の上方に星が偏った構図がほしい場合、星空の自動生成によって狙った構図を得ることは、難しいか不可能です。
あるていど描き手の意図を反映しつつ、自然なバラけ方をしているのが理想です。


本記事はすばらしい星空の講座を見まして、触発されたものです。



作業手順

背景は黒くします。とはいえ、真っ黒ではさすがに違和感が出てしまうので、わずかに色を付けます。
RGBそれぞれ15あたりに設定した弱めの黒色から、赤か青を35~40程度に強めた色が、夜空のベースとして適切です。

 動的特性の設定

星を描くために動的特性とツールオプションを設定します。
動的特性の作成

動的特性の設定は以下のように。
「描画の動的特性」から新しい動的特性を作成します。
項目「不規則」の、「不透明度・サイズ・角度・色・間隔」にチェックを入れます。











ツールオプションの設定

鉛筆ツールの「散布」を最大に設定

ツールは、鉛筆・ペンのどちらでも構いません。以下の設定を行います。
ブラシを「z pepper」(ピーマン)に。
サイズは40~120px (画像サイズ6400x4000pxに対して)
大:12px、小:3px(画像サイズ640x480に対して)
先ほど作った動的特性を適用。
散布を最大の50へ。
描画色は白っぽい黄色。背景色は白にします。

念の為、「動的特性のオプション」を開いて、「描画色から背景色」になっていることを確認しましょう。グラデーションを多用する方は特に注意。




星を描く

設定すれば、あとは、ペンで星の欲しいあたりをなぞるだけです。
手打ちによる不自然な偏りはありません。(ないわけではありませんが、手数の割に目立ちません)

設定したペンで、星を描きます。
大きな星と小さな星用に、レイヤを2つ作りましょう。
なお、レイヤの順番は、大きな星を手前(上)に。

星っぽく描くコツとしてはまず、直線を引かないことです。短い線をいろいろな方向へ引くつもりで画面を埋めます。
画面を埋めようと意識しすぎないこと。均一になって、星空らしさが失われます。(星が泡のように分布していると、星空っぽさが増します)
そもそも、星の数は控えめにすべきです。大きな星は特に。
動的特性によって、星が過剰に集まった「ダマ」のようなものができることがあります。出来てしまったら、「Ctrl+z」でひとつ戻ってダマは消しましょう。これも、目立たない程度ならば良いアクセントになるかと思います。


最初の作例。明らかに出来が悪い


 グラデーションをかけて輝かせる

星に対してグラデーションをかけて輝かせます。
大きな星と小さな星で、作業が少し異なります。
大きな星を描いた状態
まずは大きな星を輝かせる方法から。
レイヤーを複製して、「フィルター(R)」の「ぼかし(B)」にて、「ガウシアンぼかし」を適応します。
ぼかしのサイズは、ブラシサイズ12pxに対して14px程度。
GIMPの「ぼかし」は機能の性質上、PhotoShopのレイヤー効果と比べて、同じぼかしでも薄くなります。そのため、ぼかしたレイヤーをさらに複製して、ぼかし効果を重ねがけします。

小さな星のレイヤーも、同様に複製して「ガウシアンぼかし」をかけます。ぼかしのサイズは、ブラシサイズと同じか小さめ。ブラシが3pxならば3~2xpかけます。
小さな星には、ぼかしレイヤーの重ねがけはしません。
このままでは小さな星がまぶしすぎるので、小さな星の2レイヤー共に、透明度を約65%に落とすと良いです。

作業した結果(左から順)

星雲を加えたもの(応用編へ)

今回は基礎編として、最低限の設定と作業で星空っぽく見える描き方を解説しました。
とはいえ、もっとクオリティの高い星空が必要な場合もありますし、演出を追加して雰囲気を変えることで応用の可能性が広がります。

追記:
応用編として「 GIMP2.8で星空を描く(応用編) -クオリティを上げる効果の追加」を公開しました。

また、何故か応用編より先に番外編「GIMPで露光撮影のような「星の軌跡」イラストを描く」を公開しています。よろしければどうぞ。

GIMP2.8について英語で調べるための対応表(動的特性/ブラシツールオプション)

GIMPで別記事(GIMPで星空を描く)を書いていた時に欲しくなったので。
対応表といいつつ、画像を貼りつけただけですが。

GIMP2.8で追加された、動的特性などについて調べたい場合などにどうぞ。


ブラシ(ツールオプション)の英文

動的特性の英文




食器乾燥機YD-180を乾燥ブースとして購入しました。

食器乾燥機としてのレビューができないことに、大変複雑な感情を禁じえません。

石粉粘土を乾燥させるために、YD-180を購入しました。
一部の方々にはその方面で絶賛されているそうで、わたしも師匠にオススメしていただき購入しました。

とりあえず現在の評価はAmazonで直接確認してください。
あと価格.comでもレビューされています。


YD-180(LH) 食器乾燥機




とにかく大きいです。箱から出した時、「やっぱりオーブントースターにしておけばよかったかなぁ」と早速後悔したくらいです。
とはいえ、「急加熱すると石粉粘土の表面がざらつく」と言われましたし、石粉粘土を乾燥させる能力は高く評価されています。複数のパーツを余裕を持って配置できると考えればありがたいです。

サイズ比較用画像(ただしノート直立では入らない)


内部の突起はこのようになっている
「最初に異臭がする」旨の注意書き
(本当は折れていません)












「最初に異臭がする」というレビューがあったのですが、製造者側もどうやら織り込み済みのようで、箱から出した時点で商品に注意書きが貼ってあり、「最初に加熱すれば2回目からは異臭はしません」と書いてあります。(最初に一度捨ててしまったので、写真では折れています)

YD-180(LH)付属の発泡スチロール




付属の四角い発泡スチロールが大きいです。袋に入っていて「何かに使ってくれ」と言わんばかりです。
緩衝材なのでしょうが。
(必ずついているというわけではないと思いますが、これをおすすめしてくださった師匠が1年前に買った時も入っていたらしい。)







「このまま使うとパーツが落ちるので網をひくとよい」とのアドバイスをいただいたので、明日100円ショップで網を探します。

早朝か週末あたりに、最初の加熱をして異臭を飛ばそうと思います。
使用感レビューはまたいずれ(予定)。


electronでnpm installしたsvg.jsを使用する

 electronで svg.js を使用する場合、公式サイトからsvg.jsファイルを直接落としてきてもよいのですが、バージョンを管理したい都合もあり、幸いにもnpmで提供されているので、npmから導入して使用することにします。 electronとsvg.jsをイン...