フォント作成アプリケーションのBirdFontをビルドしてみた。
といっても、特に面倒な手順はなかった。
ビルドしたBirdFontを起動したところ |
ビルドして試そうと思ったのは、LibreGraphicsWorldで紹介されていたため。
git clone https://git.gitorious.org/birdfont/birdfont.git
cd birdfont/
./configure
までは公式サイトに記載された手順の通りに。
そして、指示される通りに必須パッケージを導入していく。
sudo apt-get install valac
sudo apt-get install libgtk-3-dev
sudo apt-get install libwebkitgtk-3.0-dev
sudo apt-get install libnotify-dev
sudo apt-get install libgee-dev
ビルド手順にある「doit」って何のことだろうと思ったら、なんのことはないpython製のビルドツールらしい。
sudo apt-get install python-doit
doit
そしてdoitでビルドをかけると、libgit2が足りないと言われる。git連携機能があるのだろうか。
sudo apt-get install libgit2-dev
doit
BirdFontの様子見がしたかっただけなので、管理者権限を使ってインストールするほどでもないと判断。
インストールせずに直接起動。
必要なライブラリパスなどを、添付されたスクリプトが適切に設定してくれる。
./birdfont.sh
本家には「翻訳はパッチが云々」と書いてあったのだけれど、面倒ばかりが予想されるのでパス。
(中途半端に翻訳パッチを当てると表示が崩れたり、ビルドが上手く行かなかったり。出たてのアプリだと、使い方を海外の情報から探すのに機能名で検索できないなど)
部分的に翻訳されているBirdFontのメニュー |
しかしデフォルトで翻訳ファイルが入っていたようで、(中途半端に)翻訳された状態になっている。
Googleを駆使してBirdFontを使う方は
LANG=C ./birdfont.sh
して翻訳されていない状態で使うのが良いかと。
使い勝手のレビューは機会があれば。
FontForgeよりエディタ(ドローツール)部分が良ければ、開発中のRuneAssignMNシリーズ他で、SVGエディタとして採用を考えます。
スクリプトらしきものが見当たらないので、とりあえず乗り換え候補にはならないのですが。