(2013/10/30 Ubuntu13.10で使用可能です)。
ダウンロードはgithubからどうぞ。
コンパイルに成功したGIMP(2013/09/14時点) |
使い方は、ダウンロードしたスクリプトを2回、実行するだけです。
sudo ./gimp_make.sh --apt
./gimp_make.sh
詳細なオプションなどは、別途READMEおよびスクリプトそのものをご参照ください。
1回目の --apt オプションで、パッケージマネージャから導入可能なライブラリやアプリケーションを導入しています(要管理者権限)。
2回目のオプション無し実行でGIMPのコンパイルを行います。また、GIMPのコンパイルに必要で、Gitリポジトリから入手する必要のあるライブラリの導入も、すべて自動で行います。
Ubuntu 13.04 環境で動作を確認していますが、無改造か少し変更すれば、12.04でも動作すると思います。
雑記
基本的にGIMPは、最新に近いバージョンのGEGLとBABLを要求します。そのため、この2つはGitリポジトリから取得してコンパイルする必要があります。
また、その際にglibの最新版を要求されることがあり、glibも最新版をコンパイルして使用するようになっています。
これらの情報は、コンパイル時にチェック機能が働くのでその時にわかります。
「〜が不足しています」「〜のバージョンが古過ぎます。バージョンx.x以上が必要です」という表示が英語で出るようになっています。
とはいえ、ソースを落としてきて、一つずつ足りないライブラリを入手していく作業は面倒なので、スクリプトにまとめることにしたわけです。
GIMP2.6の時代、イラストに適したG-Penという機能が追加された、しげっち氏などによるgimp-painterというパッチがありました。(2.8版も開発中のようです。)
これを利用するには、Linux環境ではGIMPのソースを入手して、ユーザがコンパイルをする必要がありました。
このスクリプトはその時代に原型を作ったものです。
将来的には、GIMPのソースを把握して、何か貢献できれば良いなと思っているのですが、このスクリプトによって、GIMP開発の敷居を少しでも下げられれば良いなと思います。
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