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10月, 2016の投稿を表示しています

GdkPixbufを高速にリサイズ(cairo)

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GdkPixbufのサイズ変更を、元画像500x500px から 出力画像100x100~10x10pxで行うと、どうやらとても遅くなるようです。



GDK_POINTER_MOTION_HINT_MASK を使わずに motion-notify-eventをそのまま再描画に投げている私も悪いのですが。
とはいえ GDK_POINTER_MOTION_HINT_MASK はGtk3で思った通りにならず、アプリケーションがフリーズするようになっていました。

将来的には描画前のレンダリングをマルチスレッド化するつもりではいます。しかしシングルスレッドだと競合などを考えずに済み楽であるため、どうにもならなくなるまではシングルスレッドで行くつもりです。

というわけで、単純にリサイズ機能を高速化して対応。このあたりも、cairo任せにするといろいろオブジェクトを確保するコストを考えてもずっと早いのではないかというカンが当たった感じです。


なお、 gdk_pixbuf_scale_simple()をそのまま、画質を GDK_INTERP_HYPER からバイリニア指定に変えるのは試してみましたが、ほとんど効果なしでした。

なお画質は不明。見た目にわからないですし悪くないですが、アプリケーションが将来的に画質を指定するようになったら、リサイズ機能を見直そうと思います。

呼び出し例は以下。
====
/*

GdkPixbuf *pb = gdk_pixbuf_scale_simple(



pixbuf,

(int)w, (int)h,
GDK_INTERP_HYPER);
*/
GdkPixbuf *pb = _pv_copy_new_pixbuf_scale(
pixbuf,
(int)w, (int)h); ====

実装は以下。
====
static GdkPixbuf *_pv_copy_new_pixbuf_scale(GdkPixbuf *pb_src, double w_dst, double h_dst)
{
cairo_surface_t *surface = cairo_image_surface_create (CAIRO_FORMAT_ARGB32, w_dst, h_dst);
pv_assert(surface);
cairo_t *cr = cairo…

BLADE v7 liteについて(スマホ買いました)

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BLADE v7 liteを買って、半年使ったので、本日レビューを書き散らします。
半分くらいAndroid6.0レビューみたいになるかも。

NTT-Xで2万円弱で買った。


BLADE v7 Liteを選んだ理由は、Android6.0が使える端末で他に手頃なものが無かったから。
同価格のASUSのZenPhoneのほうがCPUが少し良いので、そちらでも良いかと思った。ノートPCはASUSなので揃えてみたかったし。
だが最終的に、ZenPhoneにはGPSに問題があるという話と、やはりAndroid5.xではなく6.0にしたいということでBLADE v7 liteにした。






この端末、届いてから3週間近くSIMを待っていた。SIM契約のアテが外れたから。
初期設定でSIM設定をスキップすると、後が面倒そうだったので、WiFi運用などもせずバッグに放り込んでいた。この間ほぼ無充電だったが、2週間くらい放っておいてもBLADE v7 liteは普通に起動した。電波を掴んでいなかったからかもしれないが。



途中で一度、Y!MobileのSIMが差し込まれた。
(店頭での動作確認。きちんとブラウザでWebサイトが見れることを確認した。通話は未確認)
Y!Mobileはパケット繰越しないと言われたためSIMを買わなかった。
UQMobileのSIMは試していない。店頭で契約しようとしたら、店員に「未対応端末では壊れるかもしれないからやめたほうがいいです」と静止されたから。これについては感謝している。次があればまたUQMobileを検討しよう、と思ったくらい。

閑話休題。

その後、MineoのSIMを契約して家で刺して、動いた。
Mineoの設定はあらかじめ登録されている。ユーザ名とパスワードも共通のものだったようで、デフォルトのままで動いた。SIMのMNP切替中に、何度か"モバイルデータの有効化"だったかを無駄にON/OFFしていたが、ともかく1時間も置いておいたらインターネットも通話もできるようになった。

なお、microSDは、秋葉原で1000円程度で買った32GBのTOSHIBA製を新規購入して入れた。

前の端末は3.5年前のAndroid4.2端末だった。電池がヘタっていたのと、ブラウザ(chromeその他問わず)が3タブほど開くと、タブ切り替え…

Windows環境でMakeする際に起こるエラーと対処

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Make オルタネイティヴは数あれど、小さな実験プロジェクトを始めるときに、簡単に使えるMakeは未だにビルドツールとして有力な選択肢だと思います。

MakefileはUNIX環境、というかCLIツール群があることを前提にしているところがあります。Windows環境ではUNIXコマンドがそもそも無かったりするため、Makefileが可搬ではないです。



GitHubに公開しているmkwin_mnでは、mkdir -p と rm -f を解決しました。
以下には ls find が無いことにより発生する問題もあり、wildcard関数による解決は満点とは言いがたいので、誰か対処してくれないかなと思っています。
Cygwin入れろと言われると返す言葉がないです。(MinGWといろいろ共存面倒そう、という言い訳がある。きちんと調べて対処すべきなのだろうけれど。)


 # ls, findが無いことにより起こるエラー
====
 process_begin: CreateProcess(NULL, sh C:\Users\nuka\Documents\etaion_20160920_22
h17m\etaion\library\gtk+-bundle_3.6.4-20130921_win32\bin\xml2-config --cflags --
libs, ...) failed.
cc1.exe: error: ./: No such file or directory [-Werror=missing-include-dirs]
source/pv_color.c:130:1: fatal error: opening dependency file object/pv_color.d:
 No such file or directory
 }
 ^
cc1.exe: all warnings being treated as errors
compilation terminated.
Makefile:40: recipe for target 'object/pv_color.o' failed
mingw32-make: *** [object/pv_color.o] Error 1
 process_begin: CreateProcess(NULL, ls sourc…

Gtk3でコンボボックス(ドロップダウン) Widgetを作る

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Gtk3で、ComboBox(DropDown)を作るサンプルコードです。

これまでGtk3では公式ドキュメントを反面教師として、単体動作するコードをサンプルとして提示してきたつもりなのですが、今回は諦めました。すいません。なんというか、実用を目指すプロジェクトからコードを一部だけ、動く状態に抜き出すって無理ですね。



====
        // self->combo_linejoin = gtk_combo_box_new();
    //    GtkListStore *liststore = gtk_list_store_new(2, G_TYPE_STRING, G_TYPE_INT);
        GtkListStore *liststore = gtk_list_store_new(1, G_TYPE_STRING);
        int num = get_num_stroke_linejoin_infos();
        for(int i = 0; i < num; i++){
            const PvStrokeLinejoinInfo *info = get_stroke_linejoin_info_from_id(i);
            gtk_list_store_insert_with_values(liststore, NULL, -1,
                            0, info->name,
    //                        1, info->linejoin,
                            -1);
        }
        self->combo_linejoin = gtk_combo_box_new_with_model(GTK_TREE_MODEL(liststore));
        g_object_unref(liststore);
        GtkCellRenderer *column = gtk_cell_renderer_text_new();
        gtk_cell_layout_pack_start(GTK_CELL_LAYOUT(self->…

Gtk3アプリケーションをWindows環境でビルドした際に出たエラーと対処

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ここでは、私の環境とビルド内容で出たGtk3固有のエラーとその対処について。Windows7 x64 と MinGWにて。

最初はビルド環境の構築その他を扱おうかと思ったのですが、他サイトでも少しづつ情報があるのでやめました。なんとなくできると思います。
Gtk2 Windows開発環境キットをGitHubにて公開しているので参考にどうぞ。
https://github.com/MichinariNukazawa?tab=repositories



今回は、gtk+-bundle_3.6.4-20130921_win32を使いましたが、見返してみると、
gtk+-bundle_3.10.4-20131202_win32.zip
とか、それなりに新しいのがありました。が、それでも2013年...。
その他バージョンなどダウンロードはこちらから。
http://win32builder.gnome.org/
この公式Gtk3パッケージ、バージョンを見ればわかるとおり、すでに非常に古いものとなっています。


 #  Gtk3バージョンが古いからか、未実装関数的なものがある? ====
 source/et_layer_view.c: In function 'et_layer_view_init':
source/et_layer_view.c:146:2: error: implicit declaration of function 'gtk_text_
view_set_monospace' [-Werror=implicit-function-declaration]
  gtk_text_view_set_monospace (GTK_TEXT_VIEW(self->text), TRUE);
  ^
cc1.exe: all warnings being treated as errors
Makefile:42: recipe for target 'object/et_layer_view.o' failed
mingw32-make: *** [object/et_layer_view.o] Error 1
====

対処:この関数だけWindows環境を判定してCソースにて #IFDEF 切って無効化しました。


 # …

mkwin_mnを作りました (Makefile in Windows toolkit)

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mkwin_mnとは 小規模なMakefileを、Windows環境で動作させるための互換用ファイル群です。
主にMakefileの $(MKDIR_P) と $(RM) のWindows版を提供しています。
というかそれだけです。

用途に対して実用的であれば良しとしています。Unix CLIとの互換性は、高くはありません。完全コンパチを目指すつもりもないです。



ダウンロードする GitHubで公開しています。
あなたのプロジェクトの中から git clone などしてください。
$ git clone https://github.com/MichinariNukazawa/mkwin_mn

## 使い方 ダウンロードしてきて、あなたのプロジェクトの Makefile にインクルードするだけです。簡単ですね。
include mkwin_mn.Makefile
非Windows環境との切り分けは、呼び出し側のMakefileでやってもらうようにしました。
そのほうが、環境のフラグに好きな方法を使えるから良いだろうと考えています。

Windows環境のmakeによる Makefile実行で、変数からの機能呼び出しにより mkdir -p と rm -f  (rm -rf) のようなことができるようになります。

具体的な使い方の例は、添付してある example_project を参考にしてください。

## mkwin_mnのターゲット 小規模プロジェクトの手書きのMakefileがターゲットです。

循環定義的ですが、小規模プロジェクトとは、今どきMakefileを手書きしているようなプロジェクトを指します。

## 動機 開発の動機は、現在Ubuntu環境で作成中のGtk3アプリケーションをWindowsでビルドしようとしたら make clean が機能しなかったから、です。

## mkwin_mnのアプローチ 2016年現在、GNU Makeを置き換えうる、次世代ビルドツールは乱立しています。
新言語には新ビルドツールが付いていて当たり前の雰囲気です。
次世代ビルドツールは当然のようにUnix/Windowsコンパチなので、どれかに移行できればWindows非互換問題は片付きます。

私はMakeはそれなりに黒魔術だと思うので、より良くサポートされた汎用ビルドツール…