前提:
Blenderでモデルを作成する際、再加工のしやすさからBooleanModifieで形をつくる箇所がある。
例としては、銃眼の穴やモールドを開けたり、複数オブジェクトからなる給気口で同じ断面を作ったりする。
形状を作ったあと、着色する。
Blenderの着色では、オブジェクト上を平面ごとに色を塗り分けることができる。
問題:
しかしこのとき、BooleanModifierで作られた面は、元Objectには存在しないことになるため、Modifiyerによる加工を非可逆にApplyしてしまわなければ着色できないことになる。
解決方法:
Booleanで抜きに使うObjectと、抜く対象のObjectの両方のMaterialProperty(使用する色)に、付けたい色を登録する。
抜きに使うObjectを付けたい色に着色すると、BooleanModifierで抜いた箇所が着色される。
注意点として、このとき、抜く対象の側のObjectに抜き色を登録しておくのを忘れると、着色されない。
実際の作業のようす
着色前の状態
銃眼あたりを見ると、影が入っている画像は結果がわかりやすいよう機体の塗装色を白に寄せています。
実際の作業の動画