オープンソース・ソフトウェアプロジェクトの寄付先リスト(2013年版)

2013年あたりに作ったメモ。
捨てるのも勿体なかったので公開。
今では歴史的価値すら無いかもしれませんが。

もっと高額を寄付している人はいくらでもいますし。
あくまで少額寄付のススメとして。
もろもろの葛藤は「やらない善よりやる偽善」ということで。
とりあえず最大合計1万円を目安に、割り振っていきました。

選考基準

このソフトウェアに値段を付けるとこれくらい、という意味ではありません。日頃の利用率とも比例していません。

とはいえ。これが2015年現在であったなら、FontForgeに寄付しないではいなかったはずです。(とても使っているので)

注意

リンク先URLは参考程度に。いつURLが変わるとも限りませんし、リンク先が本物だと保証もできないからです。
「寄付のページがあるんだな」と確認するにとどめて、公式ページから寄付先を探してください。

2013/07/10にGoogleで見たら、1USD100.5円でした。
なので、1ドル100円換算とします。


Linux

500円
「カードorPayPal」で可能。
linuxfoundation.orgのDonateページ

まずはLinux。one time(一回きり)の方。割合としても少額ですが。
カーネルに重点を置いて寄付したいのですが、LinuxFoundationに入れておけばよいのかちょっと悩みます。
この寄付ページは検索で簡単に見つかります。

PayPalアカウントが使えなかったので、
Don't have a PayPal account?
Use your credit card or bank account (where available). Continue
の方へ。いろいろ入力しました。

GIMP

2000円くらい
PayPal、Bitcoinほかで可能。
Donateページ

2.8になって手ブレ補正がつき、イラストが描きやすくなりました。
Linuxデスクトップを使っていて画像編集したい場合に、オールインワンかつ必須のソフトウェアだと思います。

GNOME Foundationへの寄付になるようなので、コメントに(下手な英語で)「可能ならGIMP、またはGNOMEのソフトウェアプロジェクトへお願いします」と書いておきました。あくまで、他のプロジェクトへ回ってもOKという気持ちで。
間違って500円入れてしまったので、残り1500円をもう一度入金。
二度目は「Donate to gimp@gnome.org」って書いておきました。迷惑でなければよいのですが。



WINE

2000円くらい
「カードorPayPal」、Googleチェックアウト、メール で可能
Donateページ

WineHQから飛べます。
codeweaversからの資金援助もあるようです。とても良いことだと思います。
大学時代、WINEの仕組みを知った時には思わず胸が鳴りました。ソフトウェアがこんなにも面白いと知ったきっかけのひとつです。



ReactOS

2000円くらい
PayPal、Bitcoin、WebMoney ほかで可能。
Donateページ

WINEのコメントを書くまで忘れていたのですが、大学時代にドキドキさせてくれたプロジェクトです。プログラマを本気で志した理由のひとつでした。
ReactOSとOSASKには思い入れがあります。

ReactOSのクレジット決済ページだけなんで生年月日を訊かれるのかと思ったら、PayPal登録を兼ねたページなのだそうです。当然ながら「JPからは送金できない云々」。
支払方法のうち、WebMoney(ウェブマネー)は、日本のコンビニで売っている固有名詞のWebMoneyではありません。注意。間違って買ってしまいました。

MyPaint

2000円くらい寄付したかった。
寄付先がないため無理なようです。
「ありがとう。でも寄付はいらないよ」的なことがWeb上に書いてあったので良しとします。(そのページはセキュリティ証明書が切れていたので、本物かどうかちょっと怪しいですが)
 

Liferea

500円くらい
「カードorPayPal」で可能。
OpenHatchのDonateページ
Lifereaフィードリーダーを使っていたので、2013年のGoogle Reader終了騒ぎに巻き込まれずに済みました。
ところで寄付先は本当にここ(OpenHatch)でいいのでしょうか。
公式ページのリンクをたどると、上のリンクページにたどり着くのですが。


「Lifereaが好きです、ありがとう」(英語)とメッセージを書いておきました。
ここでPayPalから受領メールが来なくなる。不安。
カードの明細には該当する取引が記載されていたので、どうやらメールアドレスを記入ミスしたようです。

InkScape

1000円くらい
「カードorPayPal」、Googleウォレット で可能。
Donateページ
ベクタ系のイラストツール。まだまだ発展途上に感じるのは、私があのUIに慣れていないだけかもしれません。

こちらもPayPalからメールが来ませんが、やはりカードの明細には記入されていたので、メールアドレスの記入ミスだったようです。


Wikipedia

500円くらいクレジットカード、PayPalで可能。
寄付ページ
オープンソースプロジェクトとは違いますが。
いつもジミー・ウェールズ氏のバナーが表示されている印象があります。わたしがメインページを見たときは穏やかなものでしたが。

これまでのサイトとは違い、クレジット決済をPayPalのフォームを通さずにやれるようです(内部で使っていないかどうかはわかりませんが)
しかも、通貨単位がUSDではなく日本円です。
最初に2回クレジット決済に失敗したのですが、どうやらNoScriptがいけなかったようです。2つほど許可したら送金にクレジット決済に成功しました。

Little Witch Academia 2  ( by Studio TRIGGER )

500円くらい
Amazon経由(Kickstarterプラットフォーム)
プロジェクトのKickstarterページ
オープンソースプロジェクトでないものその2。既にまったく関係ない。
以前、はてブに上がっていたリンクで一話を見ました。
最近、はてブにこの話題が上がっていました。
偶然のタイミングでした。それだけです。

これを送金するためだけに、Kickstarterと米Amazonにアカウントを登録することになりました。




備考:今回は漏れましたがいつもお世話になっております高品質なソフトウェア様がたは、今度機会があれば、また検討します。

PayPalアカウントの作成方法

PayPalで日本から送金できない
PayPalで日本から送金できない


「PayPalでは、現在JPの買い手からの寄付支払いはサポートされません。」と出て使えません...。
 PayPal経由で寄付しようとしたのですが。

PayPalへアクセスして、アカウント作成のページで「パーソナル」を選択。
個人情報を入力
(パスワードのコピー&ペーストは禁止だそうです。不便。)
しばらくするとメールが来ますので、メール上からリンクをクリックして、秘密の質問を答えればアカウント登録は終了です。

寄付の手順
PayPalって書いてあるリンクをクリック
寄付先が対象プロジェクトなのか、GNOMEなどのグループなのか(グループなら希望を出せるのか(叶わなくてもOKというのが前提ですが))
PaylPalのダメな方だったらカード(VISAまたはMasterCardほか。JCBは使えない)のほうを選択。


PayPal カード決済
PayPalアカウントではなく、画像のリンクからクレジットカード決済 (WINE)


PayPal クレジットカード決済画面 GIMP
PayPal クレジットカード決済画面 (GIMP)


以上です。

Linuxコマンドライン上でSVGベクタ画像をJPG等へラスタライズ変換する

 Linuxコマンドライン上でSVGベクタ画像をJPG等へラスタライズ変換することができるが、上手く変換されない場合がある。   以前作った魔法陣イラスト素材をイラスト素材ストックサイトへ登録しようと思い立ち、改めて素材用にラスタライズ変換をかけようとした。   ラスタライズ変換...