Fedora19をVirtualboxゲストで試してみました

RedHat系のLinuxに慣れようということで、Fedora19を仮想環境にインストールしてみました。
最近はずっとDebian系のUbuntuしか触っていなかったので。

Virtualbox上のFedora19デスクトップ
Virtualbox上のFedora19デスクトップ

Virtualboxのバージョンは4.2.16。ExtensionPack導入済みです。
Virtualboxホスト環境などが知りたい場合は、このブログのUbuntuインストール記事などでご確認ください。


初回起動時にGnome3の起動スプラッシュと動作するヘルプが出てくるのが面白いです。

デフォルトでは5分で画面がロックされるのですが、最初、どうやったらロック解除できるのかわからず困惑しました。(クリックで画面を掴んで、上にドラッグすればよい)

RedHat系ではデフォルトでsudoが使えないので、管理者権限での作業は
su -
にてrootになってから行います。

Guest Addition

とりあえずGuestAdditionをインストールすれば、インストールのメッセージ内で足りないパッケージを教えてくれます。
(カーネルバージョンが時期によって違うため、一度エラーメッセージを見たほうが早いです。)
必要なパッケージをインストール。
yum install kernel-devel-3.9.9-302.fc19.x86_64 gcc make
余計なものも含まれていますが気にしない方向で。
もう一度GuestAdditionをインストールすれば、今度はすべてうまく行きます。

Fedora18ではGuestAdditionを導入してもウィンドウサイズが可変にならなかったのですが、Fedora19では解決しています。


共有フォルダ

グループはGuestAddition導入時に設定されますが、手動で用意するなら管理者権限で以下のコマンドを打ちます。
 groupadd vboxsf
自分のブログを参考に、共有フォルダへのアクセス権を追加。
再起動後、
ls /media
などとして、コマンドで共有ディレクトリのマウントを確認します。


flashの導入

公式wikiのflashページの手順をそのままなぞって、flashを導入します。
私が使っているFedoraはx64なのでそちらを選択。

 yum install http://linuxdownload.adobe.com/adobe-release/adobe-release-x86_64-1.0-1.noarch.rpm -y
 rpm --import /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-adobe-linux
 yum install flash-plugin -y


現状での問題

なお、なぜかVirtualBox側からゲストのスクリーンショットを撮る機能で、スクリーンショットを撮ることができませんでした。

また、仮想マシンのFedoraで、仮想ディスプレイが白くなってデスクトップが表示されない問題が発生しました。Fedoraを通常起動しようとした際に、この問題が発生します。
解決策は不明ですが、Fedora起動時の対症療法として、GRUBデフォルトで起動するのではなく、ひとつ下のFedoraを選択します。こちらは問題なく起動できます。

Fedora19のGRUBセレクト画面
Fedora19のブートセレクト画面

chromiumのインストール方法は2つ以上の選択肢があるようなので、もう少し悩んで決めます。

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